滋賀県栗東市十里のまがらクリニック 

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静脈血栓症について

見逃したくない血のかたまりのサイン

静脈血栓症は、静脈の中に血栓(血のかたまり)ができる疾患で、特に足の深部静脈に発生する深部静脈血栓症(DVT)がよく知られています。血栓が肺に流れ込むと肺塞栓症を引き起こす可能性があり、命に関わるケースもあるため注意が必要です。

主な症状には、足の腫れ・痛み・熱感などがあります。長時間同じ姿勢を続ける、手術後、妊娠中、高齢などがリスク要因となります。

予防するには

長時間座りっぱなし・立ちっぱなしを避け、こまめに水分を補給する。(デスクワークの場合などには、こまめに足首を動かす、歩くなど血流を促す)

禁煙・節酒・肥満などの生活習慣を見直しましょう。これらは血流を悪化させる要因になります。

静脈血栓症の初期症状はどのようなものですか?

足のむくみや痛み、ふくらはぎの張り、皮膚の赤み・熱感などがあります。片足だけ腫れている場合は特に要注意です。

一度静脈血栓症になると再発しますか?

再発する可能性はあります。原因や体質により再発リスクが異なるため、医師の指導のもと予防を続けることが大切です。

予防的に薬を飲む必要がありますか?

高リスクの方(手術後、既往歴がある方など)には、医師の判断で抗凝固薬の内服が勧められる場合があります。

どんな人がかかりやすいですか?

高齢者、肥満の方、長時間の移動(飛行機・車)、妊婦、手術後の方などがリスク群に入ります。

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